正しい知識を得て対処する病気|糖尿病は誰でも起こり得る症状の一つ

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糖尿病の予防に重要

看護師

上昇するとどうなるか

血糖値とは、血液中にあるブドウ糖の量のことです。ブドウ糖は体を動かすエネルギーとして存在し、一定の濃度以下にならないように保たれています。血糖値は、空腹時と食後で基準値が変わります。空腹時の基準値は、70〜109mg/dlで、食後二時間の基準値は140mg/dl未満です。これは、食事で炭水化物など糖質をふくむ食材をとることで血糖値があがることを考慮して設定されているためです。血糖値が高い状態が続くと体は余計な糖を体にためこみ肥満の原因となります。また、血糖値を下げるために分泌されるインスリンの効きが悪くなり、糖尿病になるリスクが高まります。糖尿病は様々な病気の原因となることが多く、非常に危険な病気です。症状がでる頃には手遅れになっていることも少なくないので、まずは予防、そして定期的な検査で早期発見と早期治療につとめることが重要です。

上昇させやすい食材に注意

血糖値は、糖質をふくむ食材を摂取することで上昇します。糖質をふくむ食材とは、ごはん、パン、麺、芋類などの炭水化物や、スイーツなどの甘いもの、果物などが代表的なものです。これらの食材を大量に摂取すると、食後血糖値はあっさりと基準値をこえてしまいます。だいたい糖質1gにつき、1mg/dl血糖値は上昇するので、40gほど糖質をとると基準値をこえる計算になります。これは、糖尿病の人だとさらに劇的な上昇率になります。また、空腹の状態でいきなり糖質が入ってくると急上昇するという特徴もあります。急上昇するとインスリンが大量に分泌されて、急降下することになり、分泌バランスが乱れることにつながります。炭水化物や甘いものの食べ過ぎには注意し、野菜や海藻など血糖値をあげにくいものから食べる、ゆっくりよくかんで食べるなどの工夫が重要です。